養蜂箱を試作してみよう!(樹種の選択について)

こんにちは。

週末養蜂家を目指して日々試行錯誤の中央木材市場の井上です。

 

 

まえだ養蜂さんから養蜂について教えていただき、

来春から私たち中央木材市場でも

蜂を飼うために養蜂箱をつくってみようという話になりました。

 

 

私たち中央木材市場は製材工場を併設しており、

毎日、福島県内産のスギやヒノキを丸太から製材しております。

いうならば、その道でご飯を食べさせていただいている「プロ」なのです。

 

 

「プロ」の意地にかけて、

必ずハチさんが喜ぶ養蜂箱を!と燃え上がる闘志をおさえつつ、

まずは、樹種選びから。

 

 

ハチさんが好むのは、香りの少ない樹種とのこと。

そして私たち人間が扱いやすいように軽い樹種で考えていくと、

スギサワラのどちらかでつくろうと候補を絞りました。

 

 

スギサワラは針葉樹で、見た目がとても似ている樹木です。

丸太や板にすると、サワラは切断面がザラザラしていて見分けがつくのですが、

立木の状態だと本当に見分けがつかないほどそっくりです。

 

 

スギサワラの葉をよくみてみると、

スギは立体的に広がっている葉をしています。

いっぽうでサワラヒノキと似ていて平面的に広がっている葉です。

(このイラストで伝わりますかね??)

 

 

スギとサワラ

 

 

スギの木はまっすぐ育ちやすく、

やわらかい性質から加工もしやすいので、東北以南日本全国に植林された、

日本で最もポピュラーな木です。

あまりにも多く植えられているせいか、最近は花粉症の問題を引き起こしている木ですね。。

 

 

サワラは、岩手県から熊本まで(四国は除くそうです。)に生育し、

香りが少なく、水に強い性質から、ご飯に使う御櫃(おひつ)や水桶などに使われ、

一部は植林もされる木です。

 

 

私たち中央木材市場のある郡山市は、面積の半分以上が森林で、

その森林の約45%が植林された人工林です。

郡山市の人工林では、樹種別にスギ、アカマツ、カラマツ、ヒノキの順で多く、

スギは全体の半分以上を占めます。

 

 

郡山市でも、

人が入って間伐などの手入れを行わないことでの森林の荒廃が問題となっており、

現在私たちの中央木材市場でも、

微力ながら森林の再生に向けた取り組みを行っております。

 

 

皆さんの中で木を伐採するというと環境破壊だと考える人はいませんか?

実は私もこの仕事に就く前はそう考える一人でした。

しかしながら、木に関わる仕事に就いて木について学ぶ中で、

伐採適齢期になった木はしっかりと切り新しい木を育てていくサイクルこそが、

人間が暮らしやすい地球を守るうえで大切なことだと考えるようになりました。

 

 

養蜂箱づくりも、スギサワラかで悩みはしましたが、

郡山市の森林の再生に向けて「スギ」で行うことにいたしました。

森林が再生されれば、ハチさんも喜び、人も喜ぶ。そう信じて養蜂箱づくり頑張ります!

 

 

 

 

 

 

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