養蜂箱を試作してみよう!(木材の乾燥について)

こんにちは。

週末養蜂家を目指して日々試行錯誤の中央木材市場の井上です。

 

 

前回のブログで、養蜂箱をつくる木材の樹種について書きましたが、

今回は、その木材の乾燥方法について書いていきたいと思います。

 

 

皆さんの中には「木材って乾燥させるの??」と疑問に思う方はいませんか??

実は私も、この仕事に就くまでは木材を乾燥させるということについて無知でした。

 

 

木は、根から吸収した水分を多く貯めこんでいます。

特に気温の高い春から秋にかけては、成長するためにたくさんの水分を吸い上げます。

切り倒してからすぐに製材した板は、まだ水分をたくさん含んでいるため、

水分の蒸発とともに縮んだり曲がったりしてしまいます。

 

 

製材する際には、一度寸法より大きく製材して乾燥させ、

含水率を15〜20%まで落としてから再度寸法通りに仕上げるということが必要です。

他にも乾燥させると木材の強度が上がったり、

腐りにくくなったり、虫食いに強くなったり、

塗料や接着剤が塗りやすくなったりと、たくさんのメリットがあります。

 

 

乾燥の方法には、乾燥機でおこなう人工乾燥と自然に干しておこなう天然乾燥があります。

人工乾燥(ここでは最もポピュラーな蒸気式乾燥機)は、短時間で乾燥が可能で、

木材のヤニ(木材からにじみ出る樹液)を処理できるというメリットがあります。

一方で天然乾燥は、時間がかかり、板の表面が割れやすいというデメリットはありますが、

色ツヤがきれいで、なにより環境負荷が少ないというメリットがあります。

 

 

ミツバチと木材の乾燥方法について調べてみると、

ミツバチは油系の臭いを嫌う習性があるそうで、

灯油を使い、その匂いが木材につく人工乾燥は適さないのでは?と考えました。

そこで今回私たちが作る養蜂箱は、天然乾燥材を使おうということになりました。

福島県産スギ材の天然乾燥材。きっとハチさんも喜んでくれるはず!

 

 

木材の天然乾燥

 

 

いろいろと書きましたが、

実は、9月末に養蜂箱用の板材を製材し、天然乾燥を行っていました。

あれから3か月、そろそろ含水率も15〜20%に下がったのでは?と思う今日この頃でした。

 

コメント