第2次養蜂箱試作「試作品をチェックしていただきました。」

こんにちは。

週末は雪山にいる中央木材市場の井上です。

 

 

最近は雪山での話ばかり書いていましたが、

第2次養蜂箱試作も少しずつ進んでおります。

 

 

以前のブログで書きましたが、

トリマーを購入してから、細かい加工もできるようになり、

手前味噌ではありますが、良い養蜂箱が作れるようになりました。

 

 

早速、プロの養蜂家の目でチェックしていただこうと、

まえだ養蜂さんにお邪魔して見せてまいりました。

 

前回、手厳しくたくさんのアドバイスを頂戴したので、

少しトラウマになりかけていた私達ですが、、、

 

(前回の図)

養蜂箱づくり

 

 

恐る恐る、試作品を見せてみると、、

 

養蜂箱チェック

 

ようやく、まえだ養蜂さんの「OK!」もいただき、

次のステップである、仕上げ作業とスズメバチ捕獲装置づくりに取り組もうと

あらたにやる気スイッチをいれる今日この頃でした。

 

 

ミツバチさんが働き始める春まで、あと数ヶ月!

今年こそ、週末養蜂家に!

 

福島が誇る山々

こんにちは。

週末は雪山にいる、中央木材市場の井上です。

 

 

空気が乾いたこの季節、

郡山の東側の山の上にある、私たちの中央木材市場からは、

郡山のまちと、福島の名峰がとてもきれいに見ることができます。

 

 

中央木材市場

 

 

 

日本百名山にも数えられる安達太良山・吾妻山・磐梯山。

その姿は本当に雄大で、仕事中にもかかわらず、

その美しい福島の自然に思わず見とれてしまうこともしばしば。。

(↑↑内緒でお願いいたします!)

 

 

明治21年に噴火した磐梯山はともかく、

吾妻山のオオシラビソ林などは極相林となっており、

知床や白神、屋久島の極相林と同じくほとんど炭素を固定しない山々。

 

 

近年の温暖化対策でよく言われる、二酸化炭素を減らそうという働きには、

極相林である、あの山々の森林はほとんど活躍していないと考えられます。

それでもあの山々には重要な他の役割があるはずで、

温暖化対策を行うのは、我々の仕事が関係するようなもっと人が入りやすい里山

 

 

木はどんどん切って、どんどん育てて、大切にできるだけ永く使う。

これが炭素固定(つまりは温暖化対策)に有効な手段であると考えております。

 

 

ここから見える郡山のまちは、木質化にはまだまだ遠い風景を醸しておりますが、

いつの日か、地元の木が大切に使われるまちになり、それが風景になったときに、

ヒトが暮らしやすい地球を、次の時代の子供たちに受け繋ぐことができるのではないかと考えます。

そのことに、微力ながら、お役に立ちたいと思う今日この頃でした。

 

週末は雪山にいます。(西吾妻山編)

JUGEMテーマ:アウトドア!

こんにちは。

週末養蜂家を目指して日々試行錯誤の中央木材市場の井上です。

 

 

先週日曜日は、西吾妻山に行ってきました。

グランデコスキー場から西大巓経由で登ったのですが、

スキー場山麓周辺(標高約1000m)は、カラマツの人工林が広がっています。

 

 

ゴンドラとリフトを乗り継いで、

スキー場山頂付近(標高約1500m)になると、オオシラビソ(アオモリトドマツ)の原生林が始まります。

リフトの山頂から歩いて、西大巓山頂付近(1982m)になると、

このオオシラビソ(アオモリトドマツ)がスノーモンスターと呼ばれる樹氷へと変化してきます。

 

 

西吾妻山

 

 

この日は快晴で、西大巓から西吾妻山(標高2035m)にかけては、

雲上にある樹氷の森の稜線になっていました。

樹氷は大きなものだと4m〜10mほどあり、とにかくその迫力に圧倒されます。

 

 

オオシラビソは、

標高1000m〜2500m、適度に雪の降る中部から東北地方に分布する、マツ科モミ属の常緑針葉樹で、

西吾妻を主稜とする吾妻山系には多く自生しています。

しかしながら、すぐ隣の飯豊連峰には全く見られません。

これは、日本海側の飯豊連峰がオオシラビソさえ生育できない豪雪の山だからだと考えられています。

 

 

そんなオオシラビソですが、

近年、虫による被害が確認されており、被害がひどいものでは全ての葉が落葉した木も見つかっています。

地球温暖化の問題と併せてこの素晴らしい福島の森を、

未来の子どもたちにより良い形で受け繋ぐためにできることはないかと考えてしまいます。

 

第二次養蜂箱試作 「養蜂箱はミツバチのマイホームである!」

こんにちは。

週末は雪山にいる、中央木材市場の井上です。

 

 

前回のブログでは、まえだ養蜂さんに手厚いアドバイスをいただいたことを記しました。

その後、私たちは本腰をいれて

(↑↑今まで本腰じゃなかったのかよ!とツッコミをいただきそうですが・・)

もう一度養蜂箱作りについて考えることにしました。

 

 

私たちの製材工場は普段、ヒトの建物用の柱や間柱などの建材をつくっています。

今回は、ヒトよりも何十倍も小さいミツバチのおうちをつくることを考えています。

大きさは全然違いますが、ヒトミツバチも同じ生き物。

 

 

養蜂箱はミツバチのマイホームなのである

 

 

寒いのも嫌だし、暑いのも嫌。家族で快適に暮らしたい。

だから風が入るような隙間はつくらないように。

台風のような嵐からも、泥棒(スズメバチ)のような外敵からも、安心して家族を守りたい。

だから丈夫で壊れないように。

ミツバチにとってのマイホームをつくってあげたい。

 

 

養蜂箱をつくるには、

私たちの製材工場にあるような大きな加工機械だけでなく、

ミツバチのサイズに合わせた細かな加工も行わなければと考えました。

 

 

そして、細かな加工ができる「トリマーを買おう!」と決めたのでした。

これまで張り合わせて作っていた板を、トリマー加工ですっきりと。

おかげで隙間も解消されました。

 

 

トリマー加工

 

 

 

少しずつですが、

一歩一歩理想の「ミツバチさんのマイホーム」作りに近づいております。

 

 

試作した養蜂箱を、まえだ養蜂さんにチェックしていただいたら・・

こんにちは。

週末は雪山にいる、中央木材市場の井上です。

 

 

先日のブログのとおり、組み立てた養蜂箱の試作品を、

プロの養蜂家さんにチェックしていただくため、

郡山市安子島のまえだ養蜂さんにお邪魔してきました。

 

 

前回、まえだ養蜂さんには大変やさしく養蜂について教えていただいたので、

今回も、きっとやさしく「これでOKよ〜!」なんて言われるかなぁ〜と、

甘い期待を持って伺いました。

 

↓↓前回のまえだ養蜂さん図

前田養蜂さん

 

 

早速、試作した養蜂箱を見ていただくと、、

 

 

養蜂箱づくり

 

 

・・・( 汗 )。

 

 

はい 。。

 

 

甘い期待など、夢と消え、、

「ここがダメよ!」「ここもダメよ!」「こっちもダメよ!」

「あっちもダメよ!」「全然ダメよ!」「まったくダメよ!」

と手厳しいアドバイスを頂戴してきました。

 

 

養蜂、おそるべし。。

生き物を飼うということは、本当に難しいことですね。。

でも、一度やると決めたことは、簡単には諦めたくないので、

いただいたアドバイスを活かして、つぎなる養蜂箱の試作に取り組みたいと思います。

またその様子は、次回からのブログで。。

 

 

ワタクシ、週末は山にいます。。

こんにちは。

週末養蜂家を目指して日々試行錯誤の中央木材市場の井上です。

 

 

皆さんはお休みの日はいかがお過ごしですか?

私はになってミツバチが動き出したら、早くミツバチを巣箱に迎えて

週末養蜂家になりたいと思っているのですが、

まだまだ寒い日が続く冬真っ只中、ミツバチさんも冬眠の時期です。

 

 

そんな冬のお休みに、

私はスノーボードを背負って山登りに行っております。

ここは滑れると聞くと、福島県内あちこちの山にお邪魔して滑らせていただいております。

 

 

去年は安達太良山に飯豊山、磐梯山、燧ケ岳など、福島の名峰を登って滑りました。

今年は、会津駒ケ岳や西大巓・西吾妻なんかも滑りたいな・・と思っております。

 

二次林は荒れ放題

 

そんな山々の麓には、戦後植えたであろう杉や唐松などの二次林が広がっています。

残念なことに、植えっぱなしで枝がたくさん、森林密度が高い森林がほとんどです。

山に行くたびに、

この放置された森林の為、私たち木材市場ができることが無いだろうかと考えてしまいます。

 

 

先人から受け繋がれた大切な森林(木材)を、

より良い形で未来の子供たちに受け渡していくことに、

微力ながら協力していきたいと思うのです。

養蜂箱を試作してみよう!(第一回 組立)

JUGEMテーマ:アウトドア!

こんにちは。

週末養蜂家を目指して日々試行錯誤の中央木材市場の井上です。

 

 

前回のブログまでで養蜂箱の種類が決定し、木材の乾燥も終わったところで、

なんとか図面を書き終えて、

いよいよ、養蜂箱の試作を開始いたしました。

 

 

屋外で使われる養蜂箱が、長く使えるように、

面積の広い部分は、羽目板加工を行って細い板を繋ぎ、

歪みの影響が最小限になるように。。木材のプロとして。。

 

養蜂箱試作品完成

 

私たちの工場は普段、建物用の建材をつくっているので、

羽目板加工ぐらいまでの、大まかな加工は得意としております。

それ以上細かい加工は、不得意の分野なのですが、

私たちなりに、少し武骨な養蜂箱が出来上がりました。

 

 

ちょっと武骨ですが、この完成品をまずは「まえだ養蜂さん」に見ていただき、

養蜂のプロの視点でチェックしてもらおうという話になりました。

 

 

まえだ養蜂さん、喜んでくれるかな??

この時は淡い期待をもっていた私たちだったのでした。

 

 

養蜂箱を試作してみよう!(養蜂箱の種類について)

JUGEMテーマ:アウトドア!

新年あけましておめでとうございます。

週末養蜂家を目指して日々試行錯誤の中央木材市場の井上です。

今年も、木材のことや養蜂のこと、

福島の森のことなどを記してまいりますのでよろしくお願いいたします。

 

 

さて、前回のブログでは木材の乾燥について記しましたが、

今回は養蜂箱の種類について記します。

 

 

実は養蜂箱にはたくさんの種類があって、西洋ミツバチ用だとか日本ミツバチ用だとか、

横型だとか、縦型だとか、丸太型だとか、重箱式だとか、

それぞれの養蜂スタイルによって、型式があるのです。

 

 

養蜂スタイルについてみんなで話し合うと、

子育て世代が多く働いている私たち中央木材市場では、

「子供と一緒にミツバチを飼えたら楽しいね!」とか、

「ミツバチを通して食育ができたらいいね!」という声があがり、

子供と一緒につくれる日本ミツバチ用の縦型巣箱をつくろうという話になりました。

 

 

それから、以前見学させていただいた「まえだ養蜂」さんから、

地元の木材で、プロの養蜂家も使える巣箱をつくってよ!という声をいただいていたので、

ラングストロース式と呼ばれる、

たくさんハチミツが採りやすい、西洋ミツバチ用の巣箱もつくろうと決めました。

 

 

養蜂箱の種類

 

 

つくる養蜂箱が決まったら、まずは製図から。

私たち中央木材市場の製材工場では、

一応、柱や間柱などの住宅などの建物に関わる木材を長年つくってきたのですが、

実は、製図をするのはまったくの初めてで、うまく製図が書けない自分に、

木材のプロとして「本当に自分は木材のプロなのだろうか?」と、

なんだか恥ずかしい気持ちになった今日この頃でした。

 

養蜂箱を試作してみよう!(木材の乾燥について)

こんにちは。

週末養蜂家を目指して日々試行錯誤の中央木材市場の井上です。

 

 

前回のブログで、養蜂箱をつくる木材の樹種について書きましたが、

今回は、その木材の乾燥方法について書いていきたいと思います。

 

 

皆さんの中には「木材って乾燥させるの??」と疑問に思う方はいませんか??

実は私も、この仕事に就くまでは木材を乾燥させるということについて無知でした。

 

 

木は、根から吸収した水分を多く貯めこんでいます。

特に気温の高い春から秋にかけては、成長するためにたくさんの水分を吸い上げます。

切り倒してからすぐに製材した板は、まだ水分をたくさん含んでいるため、

水分の蒸発とともに縮んだり曲がったりしてしまいます。

 

 

製材する際には、一度寸法より大きく製材して乾燥させ、

含水率を15〜20%まで落としてから再度寸法通りに仕上げるということが必要です。

他にも乾燥させると木材の強度が上がったり、

腐りにくくなったり、虫食いに強くなったり、

塗料や接着剤が塗りやすくなったりと、たくさんのメリットがあります。

 

 

乾燥の方法には、乾燥機でおこなう人工乾燥と自然に干しておこなう天然乾燥があります。

人工乾燥(ここでは最もポピュラーな蒸気式乾燥機)は、短時間で乾燥が可能で、

木材のヤニ(木材からにじみ出る樹液)を処理できるというメリットがあります。

一方で天然乾燥は、時間がかかり、板の表面が割れやすいというデメリットはありますが、

色ツヤがきれいで、なにより環境負荷が少ないというメリットがあります。

 

 

ミツバチと木材の乾燥方法について調べてみると、

ミツバチは油系の臭いを嫌う習性があるそうで、

灯油を使い、その匂いが木材につく人工乾燥は適さないのでは?と考えました。

そこで今回私たちが作る養蜂箱は、天然乾燥材を使おうということになりました。

福島県産スギ材の天然乾燥材。きっとハチさんも喜んでくれるはず!

 

 

木材の天然乾燥

 

 

いろいろと書きましたが、

実は、9月末に養蜂箱用の板材を製材し、天然乾燥を行っていました。

あれから3か月、そろそろ含水率も15〜20%に下がったのでは?と思う今日この頃でした。

 

養蜂箱を試作してみよう!(樹種の選択について)

こんにちは。

週末養蜂家を目指して日々試行錯誤の中央木材市場の井上です。

 

 

まえだ養蜂さんから養蜂について教えていただき、

来春から私たち中央木材市場でも

蜂を飼うために養蜂箱をつくってみようという話になりました。

 

 

私たち中央木材市場は製材工場を併設しており、

毎日、福島県内産のスギやヒノキを丸太から製材しております。

いうならば、その道でご飯を食べさせていただいている「プロ」なのです。

 

 

「プロ」の意地にかけて、

必ずハチさんが喜ぶ養蜂箱を!と燃え上がる闘志をおさえつつ、

まずは、樹種選びから。

 

 

ハチさんが好むのは、香りの少ない樹種とのこと。

そして私たち人間が扱いやすいように軽い樹種で考えていくと、

スギサワラのどちらかでつくろうと候補を絞りました。

 

 

スギサワラは針葉樹で、見た目がとても似ている樹木です。

丸太や板にすると、サワラは切断面がザラザラしていて見分けがつくのですが、

立木の状態だと本当に見分けがつかないほどそっくりです。

 

 

スギサワラの葉をよくみてみると、

スギは立体的に広がっている葉をしています。

いっぽうでサワラヒノキと似ていて平面的に広がっている葉です。

(このイラストで伝わりますかね??)

 

 

スギとサワラ

 

 

スギの木はまっすぐ育ちやすく、

やわらかい性質から加工もしやすいので、東北以南日本全国に植林された、

日本で最もポピュラーな木です。

あまりにも多く植えられているせいか、最近は花粉症の問題を引き起こしている木ですね。。

 

 

サワラは、岩手県から熊本まで(四国は除くそうです。)に生育し、

香りが少なく、水に強い性質から、ご飯に使う御櫃(おひつ)や水桶などに使われ、

一部は植林もされる木です。

 

 

私たち中央木材市場のある郡山市は、面積の半分以上が森林で、

その森林の約45%が植林された人工林です。

郡山市の人工林では、樹種別にスギ、アカマツ、カラマツ、ヒノキの順で多く、

スギは全体の半分以上を占めます。

 

 

郡山市でも、

人が入って間伐などの手入れを行わないことでの森林の荒廃が問題となっており、

現在私たちの中央木材市場でも、

微力ながら森林の再生に向けた取り組みを行っております。

 

 

皆さんの中で木を伐採するというと環境破壊だと考える人はいませんか?

実は私もこの仕事に就く前はそう考える一人でした。

しかしながら、木に関わる仕事に就いて木について学ぶ中で、

伐採適齢期になった木はしっかりと切り新しい木を育てていくサイクルこそが、

人間が暮らしやすい地球を守るうえで大切なことだと考えるようになりました。

 

 

養蜂箱づくりも、スギサワラかで悩みはしましたが、

郡山市の森林の再生に向けて「スギ」で行うことにいたしました。

森林が再生されれば、ハチさんも喜び、人も喜ぶ。そう信じて養蜂箱づくり頑張ります!